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これがウワサの10歳の壁? | 大阪箕面の児童発達支援・放課後等デイサービス 運動クラブ りずむ・運動クラブ あどばんす

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運動クラブりずむです♫
気付いたら今年も残すところ約2週間∑(゚Д゚)
今年ほど早く過ぎた1年はないです!
日々やらねばならない仕事が山積みで、自分だけ年が越せないと言う夢を見ました…(◞‸◟)恐怖。

さて、本日の児童発達支援の可愛いショットからです♪

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動いて逃げるカゴにボールをぽいぽい。カゴが動くので難しいかなーと思っていたけれど上手に動きを捉えてタイミングを合わせて投げ入れてました♪

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マーカーコーンにボールを置いていきます。空いてるマーカーはどこかな?しっかり目で見て探します。

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平日の児童発達支援はノンビ〜リ個別の日もあり、毎回成長が見られて本当に嬉しい瞬間でもあります(*⁰▿⁰*)

さてさて本題!

最近、娘(10歳)が【何かずっとイライラする】と言葉にして訴えて来ます。
今月に入ってからもう3回も訴えて来ました。
こんな事を自ら話してくるのは初めての事です。

発達心理学では、10歳頃から客観的に自分を見ることができるようになり、周りと比較して劣等感を抱き始める時期とされています。

今までは、親や身近な人達からの「あなたは出来る子、可愛い子、賢い子」などプラスの言葉をそのまま受け取っていましたが、10歳頃からは「ちょっと待てよ、親は賢いだの出来る子だの言うけれど、実際は私(僕)は皆んなと比べるとそんなに賢くない、頭もよくない、可愛くない、みんなと違う」など周りの友達と比較して劣等感を持ったり自分を客観視して不安定になりやすく【10歳の壁】などと言われるくらいに精神面でも身体面でも学習面でも変化していく一皮むける繊細な時期。

これが本格的な反抗期となると、男女問わず共通するのは【イライラして何だか無性に訳もわからず腹が立って仕方がない】と言う本人もワケワカラン感情のループ。
男の子はイライラが行動や言動に表れやすく(特に母親に対して)女子は誰に対しても(親しい友達以外)ひたすら無視をし始め貝になります。

反抗期は自己を確立していくために必要な時期。
ですが、発達障がいなどの特性を持ち、普段から自身の感情コントロールが苦手な子ども達や、その親にとっては本当に大変な山、万全の心構えで挑まなければならない山となります。

今までは理由があって(どんな、小さな理由だとしても)癇癪やパニックを起こしているな、と我が子を理解出来ていたのに、反抗期となると、その理由や癇癪のパターンが突然、予測不可能となり親でも我が子が理解出来なくなってしまい対応が難しくなり更にパニックが増す、と言うような手に負えない状態になってしまうこともあります。

反抗期は本人が1番彷徨っています。
【自分は一体何なのか】
【自分はなぜ、何のために存在するのか】
【自分はなぜ他の友達と違うのか】
【自分はなぜ理解されないのか】
無限ループのイライラから抜け出せません。

私自身、心の問題に関わる職を選ぶキッカケの1つは自身の反抗期でした^^;
無限ループの先に、【ワケワカランからこそ学びたい】と自分なりに結論を出したのです。

そこが、私の反抗期の終着駅となりました。

子どもがそれぞれの終着駅に辿り着くまで、親は子どもに振り回されず、【距離をおいても決して見放さない精神】で時が過ぎるのを待ちたいですね。

ただ、注意して頂きたいものに、ニ次障がいとしてのODD(反抗挑戦性障がい)と言うものがありますが、これは反抗期とは別のものになります。

ADHDや二次障がいとしてのODDを理解されないまま、単なる反抗期なのかな?と見過ごされ何の手立てもなく成長してしまうと将来それが行為障害に移行したり、非行や反社会的なグループに属して法を犯したり、成長してから大きな問題となる可能性があります。

家庭や学校、療育の場だけで解決するには難しいケース、医療の力を借りなければならないケース、出来るだけ早期に治療を開始する必要があるケース、必要に応じて医療やニーズに合う支援機関に繋げる事も私達の役目と感じておりますので、何か不安やご心配な事がございましたら気軽にご相談下さい。

 

 

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